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被災地から愛を込めて世界へ キセキの心の復興プロジェクト 未来予想図実行委員会

被災地から愛を込めて世界へ キセキの心の復興プロジェクト 未来予想図実行委員会

子供を助ける意味

本日から児童一時預かりが、福祉センターでスタートしました。
子供たちは元気・・・少しでも役に立てればと思います。

一階のボブランティアセンターにまで聞こえる大きな声で遊んでいます。

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遊具の沢山あるかわいいところです。

20070727124619センター.jpg

教育大学の先生とボランティアの学生も手伝ってくれました。

この先生は、私の長年ボランティアの勘で本物のボラ実践者です。
なぜ? 途中で読み手を子供にかわらせたのです。

上げ膳据え膳の支援ではなく、子供はやる事がない邪魔とかではなく
自分たちで動ける事を実践させる・・・きっみんなの前で読んだ彼はいい
経験になったでしょう。きっと何年後に聞き手でなく、サポート側に
なるかも知れません。

これは、年代をとわず生活不活発病にしない為にも、高齢者でも大切な
意識です。

20070727145542幼稚園.jpg

よく、私に先生は「育児や子供たちの支援活動を主流にするよね」と言ってきます。
中越大震災の時はすぐに被災地で画用紙とクレヨンを持って沢山の
子供たちに絵を描かせていました。
それから、年40回の小中学校のセミナー・・・
災害時やこうゆう時には確か子供の支援にまわります。

確かにそうですね。
皆さんは、タミネターという映画を知っていすか?

大人になり、未来を救う事になる少年を抹殺にくる未来から来たタミネターと、
それを救いに来る未来から来たタミネター、そして戦いの最後に敵のタミネターと
共に、その救いにきたタミネターも彼と未来を守る為に溶鉱炉の中に自
ら沈んでいきます。
彼と彼が創る未来を守るために・・・。

子供は無限の可能性があります。

それは、計り知れないものです。
本当に、今、目の前の子供が将来、世界を救ったり、人の命を救う薬を
発明したり、みんなが笑顔になる、おいしいパンを作るかもしれません。

それは通常の当たり前の生活でなく、その、当たり前を、感謝出来る経験
をした子供たちが創ると信じています。

だから、早期にそれをトラウマにするのでなく、怖がったり、不安を
乗り越えて強くなる為の良い経験になる為に今、私がすべき事です。
また、私が出来る事です。

「招待」というアメリカインディアンの詩の中で一番大切な所は何処かと言う
記事を読んだ事があります。

人間も動物、一番大切なのは、学歴でも、物でも、思想でもなく・・・

「それよりも、あなたが悲しみと絶望に打ちひしがれ、
どんなに疲れ果てていても、また朝が来れば起き上がり、
子どもたちを食べさせるためにしなければならないことを
するかどうかを知りたいのです。」

このしなければならないことをするかどうか・・・

次の世代に守るべき事が、自分が火の中に入ろうと、何をいわれようと、
次世代をつくる子供たちを守る事が大人のインディアン(=人)として本当の
意味で大切だといっていたのが頭に残っています。

明日も、明後日も当分この生活は続きます。
私は、倒れた家を直す事は出来ませんが、この小さい活動が
良い未来を一緒に創ってくれると信じています。

普段を癌の方や子供の事、子供が欲しいと思って通院している方をみる事の多い私です。

表現が難しいですが生きる事と死ぬ事は同じものと感じています。
本当に表裏です。
これが、私のミッションの一つです。

そして、それが出来る人たちを育てる事も必要だと、話し合って
プランを立てています。その為にも民間で無理に動くのではなく
行政と対応が遅くても良いから手順を踏んでいく事、批判をするのでなく
文句を言うのだなく・・・共感し、相手の立場、そして共に被災者、でも
自分の事を置いておいてもその現場にいるという事実だけでその担当者に
は何もいえません。
みんな一生懸命で自分の仕事をしています。

その理解とつながりの経験が今の私が中越地震の後に、公共機関、行政から
沢山の講演依頼と今の協力体制が出来ている事が事実だと思っています。

来週も、この紙芝居大学教授も、また来週来てくれるので楽しみです。
本当に、感謝と、お陰様の一日でした。
20070722135035紙芝居.jpg 20070727145542幼稚園.jpg ボランティアチーム95



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